2019年司法試験の雑感

司法試験が終わりました。

 

平成がおわり令和がはじまって、初めての司法試験。

私自身、初受験ではあったのですが、

がらりと傾向が変わりましたね。

 

勉強というのは、ふしぎなものです。

やはり、勉強してきたことを存分に発揮できた瞬間こそが、

受験勉強の醍醐味ですから、その意味では、今年の司法試験は、決して満足いくものではありませんでした。

しかし、勉強というのは、ある関心事項からの未知の問いに答える力を身につけることなのだと、思いました。

これまでの知識を使って新しいことを考える。とてもシンプルですね。

 

閑話休題、それぞれの科目を簡単にふり返りたいと思います。

答えなども知らない状態なので、本当にありのままです。

 

憲法  出題形式変わって書きやすくなった。書いた内容が合っているのか分かりませんが、合っていればそれなりには書けた。

行政法  おおよそ書きたいことは書けましたが、時間も頭のパワーも底を尽きるなか、最後のほうは書きなぐりになってしまった。もっと頑張れたかなというところ。

・国際公法  未知なる問題との遭遇があり、しょっぱなから焦る。書いた内容が合ってるのか分からないという不安がある。なんともいえない。

民法  いちばん書けた。たぶん。

・商法  あんまり準備していなかったところから出たので、遠い記憶を振り絞って書いたかんじ。時間配分失敗しました。

・民訴  全然準備していなかったところからばかり出た、のでもう現場思考で乗り切ったかんじ。作文みたいになった。

・刑法  設問2は作文。自分でも何書いてるのかよくわからなくなった。

・刑訴  自分なりの学説をつくりあげた。ひたすら事実をひろってあてはめた。設問2は辰巳のヤマあたったので書けた。

・短答  刑法が自信ないですが、ただただ足切りにあわないことを祈るだけ。

 

総じて、微妙なところです。

採点がブラックボックスというかんじなので、ほんと、どう転ぶのか分かりません。

予備試験と司法試験、まったく違う試験だなあということと、

司法試験ってむずかしいなあという感想です。

 

まあ今からはもうどうしようもないので、結果を待つのみです。

これから就活しないといけないし、アルバイトもはじまりそうです。

あとはいろんなところに旅行いけたらいいな。

 

それでは。